今やSNSは、ビジネスでもプライベートでも欠かせない情報発信ツールとなっています。
「SNSを正しく使える力を身につけたい」
「子どもにもSNSリテラシーを学ばせたい」
「SNSを活用して自社のPRがしたい」
そんな想いをお持ちの保護者の方、そしてSNS活用に課題を感じている社会人の方へ。
ジュニアビジネススクールでは、SNSリテラシーやビジネススキルを実践的に学ぶ講座をおこなっています。
この記事では、2025年4月19日に実施した第1回目の授業の様子をご紹介します。
「SNS講座ってどんな内容?」「本当に学びにつながるの?」と思われている方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
ジュニアビジネススクールについて:熊本発!子どもたちが学ぶ「情報発信」と「SNS活用」ジュニアビジネススクールの挑戦
ジュニアビジネススクールが大切にしている3つの力
ジュニアビジネススクールでは、SNSリテラシーや発信力だけでなく、「ビジネス思考」「考える力」「社会とのつながり」を重視した学びを提供しています。
ビジネスの基本を学ぶワークショップ

「ビジネスと聞いて思い浮かぶものは?」
子どもたちから出てきたのは「お金」「仕事」「ためる」「使う」「稼ぐ」「投資」といった言葉。
お金というキーワードから、「お金の使い方」まで子どもたちが連想していたことは、ジュニアビジネススクールでの学びを、期待させてくれるものでした。
このスクールでは、授業に参加して意見を言ったり、行動したりすると“おもちゃのお金”を稼げる仕組みを取り入れています。最初に配られた10万円分のおもちゃのお金を、子どもたちは嬉しそうに数えながら、「自分で考えて行動する → 報酬が得られる」というビジネスの基本を体感しました。
SNSリテラシーを学ぶ情報発信講座
子どもたちと一緒に「情報発信から思い浮かぶ言葉」を付箋に書き出します。

「YouTube」「TikTok」「スマホ」「タブレット」「伝える」「わかる」「情報」など、日ごろ子どもたちが接しているメディアが多く挙がりました。また、「朝の番組」「お昼の番組」といったテレビに関する意見もあり、子どもたちが日頃から多様なメディアに触れている様子がうかがえました。
実際に子どもたちからは、芸能人同士のトラブル事例を挙げる声もあり、「言葉の選び方」「伝え方」をしっかり考える時間となりました。SNSの便利さと危うさを正しく知ること。
その第一歩として「情報発信とは、相手に伝えるための手段。思いやりが大切」という基本を伝えました。
芸能人同士のトラブルなど、学校教育では切り込むことが難しい内容も、ジュニアビジネススクールでは扱っています。
動画撮影の基礎を体験
授業の最後には、動画撮影の基本「ズーム」「引き」「スライド」の3つのカメラワークを学びました。
座学だけでなく、実際にカメラを動かしながら「どう撮れば伝わるか?」を体験。

座学が続いた後だったこともあり、子どもたちは生き生きとした表情で取り組んでいました。
撮影の基礎知識を学び、最終的には子どもたちの手で、10分ほどの動画を制作することを目標にしています。
異年齢で学び合う安心の学び場
今回の参加者は小学1年生から中学1年生までと年齢も幅広く、年上の子が年下の子をサポートしながら、自然と教え合う場面も多く見られました。
子どもたちが自分の意見を安心して発表できる環境が生まれ、初回とは思えないほど活発なディスカッションとなりました。
なかでも、「情報発信は伝えること」という、SNS活用の核心をつくキーワードが自らの口から出てきたことは、とても嬉しい成果です。
熊本でSNS講座・SNSリテラシーを学びたい方へ
保護者向け・社会人向けのプログラム
ジュニアビジネススクールは「子ども向け」と思われがちですが、大人向けのSNS講座を子ども向けにアレンジしたものです。大人向けのビジネスシーンで役立つ、SNS講座も開催しております。出前講座もおこなっています。お問い合わせはこちらから。
